より新しいハイブリッド車の学習をめざし
レクサスLC500hをカットモデルに。
ハイブリッド車の構造を学習する教材として、2023年度はゼミ研究として、レクサスLC500hを使用してカットモデルの製作を行いました。これまでは2004年に発売された2代目プリウスのカットモデルを使用しており、より新しいシステムを授業の中でより深く学べるよう、今回のカットモデルを製作しました。大きな特徴は、カットモデルであるにも関わらず、異常行動を発生させない配慮が凝らされているところです。現在の自動車は要所のパーツごとにコンピュータが組み込まれて連携しており、異常を検知すると走行できません。カットモデルはそれ自体で異常な状態なのですが、それを正常と認識させる信号を発生させることで、実際に走行できるカットモデルに仕上げています。