学校紹介
データで見る自動車業界
未来を担う成長市場と
キャリアの可能性
世界的な技術革新と市場の変革期を迎える自動車産業。業界の最新動向から、トヨタ自動車の市場での圧倒的な強み、そしてトヨタ名古屋自動車大学校の確かな実績まで、データに基づいて解説します。
私たちの未来を拓く「CASE」の進展
「100年に一度」といわれる変革期を迎えている自動車業界。その中心となるのが、CASE(Connected ネットとつながる/Autonomous 自動運転/Shared カーシェア/Electric 電動化)の急速な進展です。異業種参入も活発化しており、新しいサービスやビジネスが次々と生まれる可能性を秘めています。こうしたダイナミックな技術革新の最前線で活躍できることが、自動車産業の魅力。まだ見ぬ未来への道を切り開く現場に立ち会えるかもしれません。
約558万人が働く日本最大級の総合産業
自動車業界は、日本の経済を支える最も重要な産業の一つです。関連産業を含めると、約558万人が従事しており、日本の就業者の約10人に1人が関わっている計算になります。製造業としての規模はもちろん、販売・整備・物流・エネルギー関連といった幅広い分野で多くの雇用を生み出しています。特に、整備士や専門技術を持つプロフェッショナルへの期待は年々高まっています。
※一般社団法人 日本自動車工業会公式サイト「基幹産業としての自動車製造業」による
https://www.jama.or.jp/statistics/facts/industry/
62.8兆円の巨大マーケットがもたらす安定感
日本の自動車の製品出荷額は年間約62.8兆円(2022年)。国内製造業において1位のポジションを維持しています。世界的な企業が多く集まり、新興勢力や海外メーカーの参入も活発であるにも関わらず、依然として国内メーカーの存在感は大きく、海外市場でも高いシェアを誇っています。こうした盤石な基盤が、技術開発を加速させる原動力にもなっており、今後のさらなる発展が期待できます。
※一般社団法人 日本自動車工業会公式サイト「基幹産業としての自動車製造業」による
https://www.jama.or.jp/statistics/facts/industry/
日本のカーライフを支える圧倒的シェア
日本で保有されている乗用車の約半数をトヨタが占めており、そのシェア率は49%に達しています。次いでA社が13%、B社が12%と続きます。トヨタの圧倒的なシェアは、長年にわたり信頼と実績を積み重ねてきた結果。その安定したブランド力と幅広い車種ラインナップが、多くのユーザーに選ばれる理由です。今後もトヨタを中心に、日本の自動車業界はさらなる進化を遂げていきます。
※メーカー別自動車保有台数は、一般財団法人 自動車検査登録情報協会の公表数値による
次世代車のラインナップでも際立つ存在感
日本の主要メーカーが次世代車(ハイブリッド車・電気自動車・燃料電池車)のラインナップを強化する中、トヨタは45車種を揃え、他社を大きくリードしています。特にHEV(ハイブリッド車)では圧倒的な40車種を展開し、次世代車市場での存在感を際立たせています。次いで他社もそれぞれ18車種、17車種と続きますが、トヨタの積極的な姿勢が、日本の自動車業界を牽引していることがわかります。
※次世代車のラインナップ数は当校調べ(2024/12/2時点)。各メーカーHPで公表されている車種で算出(福祉車両を除く)
トヨタ地元の愛知では整備士の初任給も高水準
トヨタの地元・愛知県のトヨタ系販売店では、自動車整備士の初任給が全国平均214.5千円を上回る235.93千円と高水準に(2026年3月卒 高度自動車工学科見込み)。専門学校卒の新卒全国平均と比べて約2万1千円高く、トヨタの安定的な高シェアがもたらす好待遇は、自動車整備士志望者にとって大きな魅力となっています。
※新卒者学歴別月収(全国平均)は、厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査による
※愛知県トヨタ系販売店平均初任給は、2026年3月卒当校求人票より算出
多様なキャリアで輝く先輩たち
本校の卒業生の多数が、トヨタの販売店でエンジニアリーダーやサービスアドバイザーとして活躍しています。エンジニアリーダーは18.8%、サービスアドバイザーは14.3%と高い割合を占めており、多くの先輩が自分の得意分野を活かしてキャリアを築いています。入社後は課長や店長、部長といった役職にステップアップする人も少なくありません。夢を持って、自ら未来を切り開くチャンスが広がっています。
※当校調べ。西日本のトヨタ・ダイハツ・日野の販売店、L&F、レンタリースおよび卒業生が在職する関東圏の販売店に調査依頼
多様な選択肢から選べる求人先420社以上
本校には、420社以上から採用のオファーが寄せられており、その半数はトヨタ系企業です。さらに、マツダやスズキ、テスラモータージャパンなど、多様な自動車メーカーからの求人があります。自動車業界内で自分の興味やスキルを活かせる環境が整っており、幅広い選択肢の中から進路を選ぶことができます。また、それぞれの目標に合わせたキャリア形成が可能です。
※当校調べ
トヨタ系企業への就職率96.9%の実績
2024年3月卒業生の就職実績では、全国トヨタ販売店への就職が85.0%を占めています。加えて、トヨタグループ各社や関連企業への就職も含めると、トヨタ系企業への就職率は96.9%に達しています。トヨタ自動車直系メーカーや部品関連会社など、幅広いフィールドで卒業生が活躍しています。安定した就職実績が本校の強みであり、本校で培った技術と知識が自動車業界を支える力となっています。
※当校実績
TOYOTA NAGOYAとは